芳 (ほう / かんば-しい)
音読み (おんよみ)
- ほう (hō)
訓読み (くんよみ)
- かんばしい (kanbashii)
成り立ち
「芳」は、草冠(艹)に「方」を組み合わせた形です。草冠は植物や香りに関連する意味を持ち、「方」は方向や広がりを示します。この組み合わせにより、香りが広がるという意味が生まれます。
漢字構成
- 草冠(艹): 植物や香りに関連
- 方: 方向や広がりを示す
発音
- 音読み: ほう (hō)
- 訓読み: かんばしい (kanbashii)
意味
- 香りがよい: 良い香りがすること
- 評判が良い: 名声や評価が高いこと
- 美しい: 美しい、優れた
言葉一覧
- 芳香(ほうこう): 良い香り
- 芳名(ほうめい): 名声
- 芳しい(かんばしい): 良い香りがする
- 芳紀(ほうき): 若くて美しい年頃の女性
例文
- 芳しい花の香りが庭に広がった。
かんばしい花のかおりがにわにひろがった。
(The fragrant scent of flowers spread through the garden.) - 彼の作品は多くの人に芳名を知られている。
かれのさくひんはおおくのひとにほうめいをしられている。
(His work is known for its excellent reputation among many people.) - 芳香剤を部屋に置いて、良い香りを楽しむ。
ほうこうざいをへやにおいて、よいかおりをたのしむ。
(I place an air freshener in the room to enjoy the pleasant scent.) - その村は、春になると芳しい花々でいっぱいになる。
そのむらは、はるになるとかんばしいはなばなでいっぱいになる。
(In spring, the village is filled with fragrant flowers.)