「他」「等」、どのように使うのが正解なのか?迷いますよね。
そこで、「他」「等」の使い分けや意味、使い方、などなど、この記事を読めばもう迷わない?
わかりやすく説明してますのでよかったら最後までお読みください♪
「他」「等」の違いは?使い分けはどこ?例文あり!
「他」と「等」は、どちらも「ほか」と読む接尾語ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
「他」
- 2つ以上のものを並べ立てる場合に用いる。
- 列挙の後に、「その他にも同様のものがある」ことを示す。
- 具体的なものを想定していることが多い。
例:
- 犬、猫、うさぎ 他
- 資料A、資料B、資料C 他
「等」
- 3つ以上のものを並べ立てる場合に用いる。
- 列挙の後に、「他にも同種のものがある」ことを示す。
- 具体的なものを必ずしも想定しているわけではない。
例:
- 等 の書類
- 等 の費用
- 関係者 等
使い分け
- 具体的なものを2つ以上並べ立てる場合は「他」。
- 具体的なものを3つ以上並べ立てる場合は「等」。
- 具体的なものを想定していない場合は「等」。
- 法律や公文書などでは、「漏れがないように」というニュアンスで「等」を使うことが多い。
その他
- 「など」も同じ意味で使えるが、「等」よりもカジュアルな印象を与える。
例:
- 犬、猫、うさぎ など
- 資料A、資料B、資料C など
「他」と「等」は、一見同じように見えますが、ニュアンスの違いがあるので、使い分けることが大切です。
そもそも「他」「等」ってなんて読むの?
「他」と「等」はどちらも「ほか」と読みます。しかし、音読みと訓読みの違いがあります。
音読み
- 呉音: タイ(表外)、トウ(表内)
- 漢音: タイ(表外)、トウ(表内)
訓読み
- 常用漢字表内: ひとしい
- 常用漢字表外: おなじ、など、ら
読み方の使い分け
- 公文書などでは、**「とう」**と読むのが一般的です。
- 慣用的に、**「など」または「ら」**とも読みます。
- 送り仮名を振って**「ひとしい」**と読む場合もあります。
他等の違いや意味、使い方、例文、読み方、マルっと説明します!まとめ
いかがだったでしょうか?微妙なニュアンスの違いがお分かりいただけたかと思います。
今日から正確に使い分けていただけたら幸いです。