「筈」
音読み:
- ハツ (hatsu)
訓読み:
- はず (hazu)
成り立ち:
「筈」という漢字は会意文字で、「竹」と「舌」から成り立っています。竹は弓矢の矢の部分を表し、舌は矢の末端部分、すなわち矢筈(やはず)を表しています。
漢字構成:
- 竹冠 (たけかんむり)
- 舌 (した)
発音:
- 音読み:ハツ (hatsu)
- 訓読み:はず (hazu)
意味:
- 矢筈:矢の末端部分。弦を引っ掛けて射るための部分。
- 条件や推測に基づく期待・予定:「〜の筈だ」「〜する筈がない」など。
言葉一覧:
- 矢筈 (やはず): 矢の後端にある溝やくぼみの部分。
- 予定の筈 (よていのはず): 期待される通りの結果や状況であること。
- 行く筈 (いくはず): 行くと想定されること。
例文:
- 「彼は明日ここに来る筈だ。」
- 「矢筈の形が壊れていたので、新しい矢を買った。」
- 「あの人がそんなことをする筈がない。」