漢字

麓(林に鹿)とは?麓(林に鹿)の読み方や意味、成り立ちは?使われている言葉と例文も

麓(ふもと)

音読み

  • ふもと

訓読み

  • やまもと、やまのふもと、ふもと

成り立ち

  • 「麓」は会意文字で、次の2つの漢字から成り立っています。
    • 「阜(ふ)」:土山の形を表す漢字
    • 「麓(ろく)」:山のふもとを表す漢字
  • 2つの漢字を組み合わせることで、「山のふもと」という意味を表しています。

漢字構成

  • 阜(ふ) + 麓(ろく)

発音

  • ふもと

意味

  • 山のふもと。山地の基部で、平野と山地との間の移行地帯。山麓、裾野、山すそなどともいう。

言葉一覧

  • 山麓(さんろく)
  • 裾野(すその)
  • 山すそ
  • 山のふもと
  • 山の基部
  • 山地の基部
  • 平野と山地との間の移行地帯

例文

  • 富士山麓の朝霧高原を望む。
  • 山麓の村には、古くから伝わる民謡がある。
  • 裾野に広がる緑豊かな草原は、多くの動物たちの住処となっている。
  • 山すそにある温泉旅館は、登山客に人気がある。

その他

  • 「麓」は、山岳信仰において重要な場所とされてきた。
  • 多くの場合、麓は扇状地や開析台地で構成されている。
  • 山の麓には山頂からの方角によって、北麓、南麓、東麓、西麓などという。
  • 山麓には山からの水を集めた湖、草木が茂る草地・山林があったり、丘陵や高原になっていたり、観光用道路が敷かれたり、村や町がある場合もある。

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