荊(けい)
音読み: けい (kei)
訓読み: いばら (ibara)
成り立ち: 「荊」は草冠に「刑」が付き、草の一種であるいばらを示す漢字です。「刑」はもともと刃物で切ることを意味し、ここでは鋭い棘(とげ)を持つ植物を象徴しています。
漢字構成: 荊 (草冠 + 刑)
発音:
- 音読み: けい (kei)
- 訓読み: いばら (ibara)
意味:
- いばら(棘のある低木)
- 困難や苦しみを象徴する言葉
言葉一覧:
- 荊棘(けいきょく): いばらや棘のある植物。転じて、困難や障害を意味する。
- 荊妻(けいさい): 古代中国で、妻を指す言葉。特に控えめな妻を意味する。
- 荊道(けいどう): 困難な道のりや苦境を指す。
例文:
- 彼は荊の道を歩んできたが、最終的に成功を収めた。
- 荊のような困難に直面しても、諦めずに進むことが大切です。
- 庭には荊が生い茂っていて、手入れが必要だ。
荊は古代中国でも使われていた漢字であり、日本語でも同様の意味で使われます。困難や苦労を象徴する言葉として、詩や文学の中でよく見かけることができます。