苅(かり)
音読み・訓読み
- 音読み: ガイ
- 訓読み: かる
成り立ち
「苅」は「草冠(くさかんむり)」と「刈(かり)」から成り立っています。草冠は草や植物に関連する意味を持ち、「刈」は刃物を使って草木を切ることを示します。この組み合わせにより、草や植物を刈ることを表現しています。
漢字構成
- 部首: 艹(草冠)
- 構成: 苅(草冠に刈)
発音
- かり(kari)
意味
- 草や穀物などを刃物で切り取ること。
- 収穫すること。
- 狩り(かり)と同音であり、狩猟を意味する場合もある。
言葉一覧
- 苅り入れ(かりいれ) - 収穫すること。
- 苅り穂(かりほ) - 刈り取った稲の穂。
- 草苅(くさかり) - 草を刈ること。
- 苅り草(かりくさ) - 刈り取った草。
例文
- 秋には稲を苅り入れる。
- 彼は毎年、畑で草苅をしている。
- 昔の農村では、手で稲を苅るのが一般的だった。
- 収穫の時期が来たので、田んぼの稲を苅り始めた。