漢字

菟(草冠に兎)とは?菟(草冠に兎)の読み方や意味、成り立ちは?使われている言葉と例文も

「菟」

音読みと訓読み

音読み: ウ

訓読み: うさぎ

成り立ち

「菟」という漢字は、草冠「艸(くさかんむり)」に「兔(うさぎ)」を組み合わせた形から成り立っています。これは、「うさぎ」という意味を表す「兔」に、植物を意味する「艸」を加えたものです。もともとは「兔」の古い形であり、「うさぎ」を意味します。

漢字構成

部首: 艸(くさかんむり)

画数: 11画

構成: 艸 + 兎

発音

音読み: ウ

訓読み: うさぎ

意味

「菟」は、「うさぎ」を意味します。これは、うさぎが草の中にいることを表す漢字です。

言葉一覧

「菟」を含む言葉はあまり一般的ではありませんが、以下のような地名や人名に見られることがあります。

• 菟道(うじ)

• 菟原(うはら)

• 菟上(うえ)

例文

1. 古典的な例文:

• 「昔、菟道の里に菟が多く生息していた。」

• 「菟上の山々は自然が豊かで、菟が跳ね回る姿が見られた。」

2. 現代的な例文:

• 「彼女の名前には『菟』の字が使われている。」

• 「古い地図には、菟原という地名が記されている。」

まとめ

「菟」は、草冠に兎を組み合わせた漢字で、「うさぎ」を意味します。音読みは「ト」、訓読みは「うさぎ」であり、主に古典的な地名や人名に見られます。

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