漢字

枉(木へんに王)とは?枉(木へんに王)の読み方や意味、成り立ちは?使われている言葉と例文も

枉」

音読み

  • おう

訓読み

  • ゆが(む)
  • ま(げる)

成り立ち

「枉」は会意文字であり、「木」と「王」の組み合わせです。「木」は木や樹木を意味し、「王」は指導者や支配者を意味します。この組み合わせは、本来の意味から「歪む」「曲がる」という意味を持つようになりました。

漢字構成

「枉」は以下の部首と構成部分から成り立っています:

  • 部首:木(きへん)
  • 構成部分:木 + 王

発音

  • 音読み:おう
  • 訓読み:ゆが(む)、ま(げる)

意味

「枉」の主な意味は以下の通りです:

  1. 曲がる、歪む
  2. (道理に)反する、誤る
  3. 無駄にする、空費する

言葉一覧

  1. 枉道(おうどう):道理に反すること
  2. 枉駕(おうが):無駄に労力を費やすこと
  3. 枉死(おうし):無念に死ぬこと

例文

  1. 彼の心は枉ることなく、常に正しい道を歩んでいる。
  2. 事実を枉げてまで、自分の意見を通そうとするのは良くない。
  3. その議論は枉に時間を費やしただけだった。

まとめ

「枉」は木へんに王を持つ漢字で、曲がる、歪む、反するという意味があります。音読みは「おう」、訓読みは「ゆがむ」や「まげる」で、道理に反することや無駄にすることを表現する際に使用されます。

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