陵の音読み
リョウ
陵の訓読み
- みささぎ(天皇・皇族の墓)
- おか(丘・小高いところ)
陵の成り立ち
形声(けいせい)文字。「阜(こざとへん)」が意味(丘・高地)を示し、「夌(リョウ)」が音を示す。
もとは「高まり・丘」を表し、そこから「みささぎ(陵墓)」の意味が生じた。
※ 古典由来で「しのぐ・おかす」の意もあるが、現代日本語では別字「凌」を用いるのが一般的。
陵の漢字構成
こざとへん(阝)+ 夌
部首は阜(こざとへん)。音符は夌(リョウ)。
陵の発音
- 音読み:リョウ(romaji:
ryō
/ IPA:[ɾʲoː]
) - 訓読み:みささぎ(
misasagi
/[misasagi]
)、おか(oka
/[oka]
)
陵の意味
- みささぎ(天皇・皇族の墓)。
- 丘・小高い地形、丘陵地。
- (漢語的用法)高くそびえるさま。※「凌」との混同に注意。
陵の言葉一覧(よく使う語)
- 丘陵(きゅうりょう):起伏のゆるやかな丘が続く地形。
- 丘陵地(きゅうりょうち):丘陵の多い地域。
- 陵墓(りょうぼ):天皇・皇族の墓。
- 御陵(みささぎ/ごりょう):尊敬をこめた称。地名や駅名にも用例あり。
- 山陵(さんりょう):みささぎ。山や丘の墓域をいう古風な語。
- 陵域(りょういき):陵墓の敷地・保護範囲。
- 陵園(りょうえん):陵墓を中心とした園地・霊園(書名・施設名で見られる用法)。
注意:「凌辱・凌駕」などの語は、凌(にすい)を用いるのが標準的表記。
陵の例文
- この地域は丘陵が続き、眺めがよい。
- 史跡の陵墓は静かな森に守られている。
- 秋になると丘陵地の木々が一斉に色づく。
- 祭礼の日には御陵の参道に人が集まる。
- 古文書には、山上の山陵が築かれたと記されている。