「漉」
音読み
• ロク (roku)
訓読み
- こす
- したたらせる
- すく
成り立ち
「漉」という漢字は、さんずい(水)に鹿(か)から成り立っています。さんずいは水に関連することを示し、鹿は音を表す役割を持っています。この漢字は古くから和紙や酒のろ過など、液体をこすことに関連して使われてきました。
漢字構成
• 偏(へん):さんずい(水)
• 旁(つくり):鹿
発音
• 音読み:ロク
• 訓読み:こす、したたらせる、すく
意味
1. 液体をこす:例えば、紙を作るために水に溶けた繊維をこすこと。
2. フィルターでこす:酒や薬液などを清澄にするためにこすこと。
言葉一覧
• 漉き紙 (すきがみ): 紙を漉くこと
• 漉酒 (ろくしゅ): 酒を漉すこと
例文
1. 和紙を漉くためには、細かい繊維を水に溶かしてから漉す必要があります。
2. 酒を清澄にするために、数回漉すことがあります。