「萃」
音読みと訓読み
- 音読み: スイ
- 訓読み: あつ(まる)、あつ(める)
成り立ち
「萃」という漢字は、草冠(艸)と卒から成り立っています。草冠は植物や草に関連することを示し、卒は完結する、終わるという意味を持ちます。これが組み合わさることで、「草が一箇所に集まる」という意味を表現しています。
漢字構成
- 部首: 艸(くさかんむり)
- 画数: 13画
- 艹(くさかんむり): 3画
- 卒: 10画
発音
- スイ(音読み)
- あつ(まる)、あつ(める)(訓読み)
意味
「萃」には以下の意味があります。
- 集まる、集める
- 植物が密生する
言葉一覧
- 萃集(すいしゅう): 多くのものが集まること。
- 萃聚(すいしゅう): 同上、集まること。
- 萃然(すいぜん): 集まり密集している様子。
例文
- 彼の家には人々が萃集していた。
- (かれのいえにはひとびとがすいしゅうしていた。)
- People were gathering at his house.
- 萃然とした森の中で迷子になった。
- (すいぜんとしたもりのなかでまいごになった。)
- I got lost in a densely gathered forest.
- 彼の講演には多くの聴衆が萃集した。
- (かれのこうえんにはおおくのちょうしゅうがすいしゅうした。)
- Many listeners gathered for his lecture.