音読み
拙(セツ)
訓読み
拙(つたない)
成り立ち
「拙」という漢字は、形声文字です。左側の「扌」(手へん)は、手に関することを表し、右側の「出」は音を表しています。「拙」の意味は、不器用であることや、巧みではないことを示しています。
漢字構成
「拙」の漢字構成は「扌(てへん)に出る」です。「扌」は「手」を表し、「出」は「出る」を意味します。
発音
音読み
セツ
訓読み
つたない
意味
「拙」という漢字の意味は、不器用、巧みでない、未熟などです。また、自分を謙遜して言う際にも使われることがあります。
言葉一覧
- 拙劣(せつれつ):下手であること、技術が劣っていること
- 拙速(せっそく):手際が悪くても、早く終わらせること
- 拙著(せっちょ):自分の著作を謙遜していう言葉
- 拙文(せつぶん):自分の文章を謙遜していう言葉
例文
- 彼の絵は拙いが、情熱が感じられる。
- 私の拙い説明で申し訳ありません。
- 拙速な判断は避けるべきだ。
- 拙文をお読みいただき、ありがとうございます。