「櫓(やぐら)」
音読み
- ロ
訓読み
- やぐら
- ろ
成り立ち
「櫓」は形声文字であり、部首である「木」と、「魚」を含む音符「盧」で構成されています。もともと高い場所に作られた塔を表し、見張り台や楽器として使われるものを意味します。
漢字構成
- 部首:木偏
- 音符:盧(魚と日)
発音
- やぐら(日本語の訓読み)
- ロ(音読み)
意味
- 砦や城の見張り台、攻撃・防衛のための高台。
- 船を漕ぐための櫂(かい)を支える装置。
- 日本の伝統的な太鼓などの楽器である「櫓太鼓」。
- 特に日本の伝統的な建築物で使われる見張り台。
言葉一覧
- 櫓太鼓(やぐらだいこ):伝統的な日本の太鼓。
- 櫓台(やぐらだい):塔の台座。
- 船櫓(ふなやぐら):船の推進力を生み出す櫓。
例文
- 城の守備兵は櫓の上から敵の動きを見張っていた。
- 夏祭りでは、櫓太鼓の音が響き渡った。
- 彼は川辺で船櫓を漕いでいる。