「笊(ざる)」
1. 音読みと訓読み
- 音読み:ソウ
- 訓読み:ざる
2. 成り立ちと漢字構成
「笊」の構成は「竹冠」に「爪」で成り立っています。
- 竹冠(たけかんむり):「竹」から派生した偏で、竹でできた器具を表す漢字に使われます。
- 爪(つめ):「手」や「指」を意味する象形文字であり、「つめ」や「つめで掴む」という意味が含まれます。
成り立ち:
「笊」は竹で編んだ容器であり、竹冠(竹偏)で材料である竹を示し、「爪」で手を使って竹を編む様子を表しています。竹で作った器具の「ざる」を表現する漢字として使われています。
3. 発音
- 訓読み:ざる
- 日本語では竹で作られた篩(ふるい)や水切り器具の総称として使われます。
4. 意味
- 器具:竹や金属などで編んだ篩や水切り器具。ざる。
- 例:魚や野菜などを洗ったり、水切りをするために使います。
5. 言葉一覧
- 竹ざる:竹で編んだざる
- 金属ざる:金属製のざる
- 平ざる:平らな形のざる
- 深ざる:深さのあるざる
6. 例文
- 野菜を洗うために竹ざるを使う。
- お蕎麦を笊に盛り付ける。
- 魚をざるに並べて干す。
このように「笊(ざる)」は日常のさまざまな場面で使われる便利な器具を表しています。