汐の音読み
セキ
汐の訓読み
しお(潮の意)/(人名で)うしお など。
※一般語では「潮(しお)」と書く場面が多く、「汐」は特に“夕方の潮”のニュアンスや地名・人名で好まれます。
汐の成り立ち
形声。さんずい「氵」が「水・海」を示し、「夕」が音を表す(オン読みセキの由来)とともに「夕方」のイメージを添え、「夕刻の潮(夕汐)」を意味します。
汐の漢字構成
さんずいに夕(氵+夕)。
部首:さんずい/総画:6画
汐の発音(日本語音声表記)
訓:しお /ɕio/ 音:セキ /seki/
(人名で)うしお /uɕio/
汐の意味
- 夕方の潮(夕汐)。夕刻に満ち引きする潮。
- 海の潮・海水の意(詩語・雅語的)。
- 地名・人名用字としての用法(例:汐留・汐見・汐路)。
- ※一般語では多く「潮」を用い、用字の差でニュアンス(雅び・時間帯)を表します。
汐の言葉一覧(読み・意味)
- 夕汐(ゆうしお):夕方の潮。
- 汐入(しおいり):潮が満ちてくること/地名(例:横須賀・長崎 など)。
- 汐見(しおみ):潮の干満をみること/地名(汐見橋・汐見台 等)。
- 汐路(しおじ):海上の道・航路(やや雅語)。
- 汐留(しおどめ):東京都港区の地名(駅名・地区名)。
- 汐首岬(しおくびみさき):北海道函館市の岬名。
- 汐汲み(しおくみ):海水をくむこと(表記は「潮汲み」も多い)。
- 汐騒(しおさい):波と潮の音(一般には「潮騒」と書く)。
- 汐干(しおひ):潮が引くこと(多くは「潮干」)。
汐の例文
- 桟橋まで夕汐(ゆうしお)が静かに満ち、海面が茜色に染まった。
- 今夜は汐が早いらしいから、出港の時刻を少し繰り上げよう。
- 丘の上の汐見公園から、入り江の干満がよく分かる。
- オフィスは汐留に移転したので、通勤が便利になった。
- 夜風に汐の香りが混じり、旅の終わりを感じた。
- (表記注)「今が汐時だ」は一般に「潮時」と書く。