涅
音読み
- デツ、ネ、ネツ
訓読み
- くろつち、くろ、そめる、くろめる
涅の成り立ち
涅という漢字は、「さんずい」に「日」と「土」を組み合わせてできています。古代中国では、涅は水を使って染色や塗料を作る際に用いられる「泥」や「水に混ざった土」を意味しました。
涅の漢字構成
涅の漢字は「さんずい」、「日」、「土」の三つの部分から成り立っています。「さんずい」は水に関することを示し、「日」は光や時間を示し、「土」は大地や物質を示します。
涅の発音
音読み
- ねつ (netsu)
訓読み
- くろつち(kurotuti)、くろ(kuro)、そめる(someru)、くろめる(kuromeru)
涅の意味
涅は主に以下のような意味を持ちます:
- 泥、特に染色や塗料として用いられるもの。
- 色を染めること。
- 汚れや黒ずみを意味することもあります。
涅を使った言葉一覧
- 涅色(ねつしょく) - 黒っぽい色
- 涅槃(ねはん) - 仏教用語で悟りを開き苦しみを超越した状態
- 涅水(ねっすい) - 泥水
涅を使った例文
- 彼は涅色の服を好んで着ている。
- 仏教の教えによると、悟りを開いた者は涅槃に至る。
- 大雨の後、道は涅水で覆われていた。